1.南三陸町を襲った災害
南三陸町のWebページに掲載されている「旧志津川町の年譜用」より、過去に南三陸町(旧志津川町)を襲った災害を検索しました。
1896(明治28)年6月、三陸大津波、死者441人、流失家屋175戸。
1915(大正4)年11月、三陸沖地震のため志津川湾小津波。
1933(昭和8)年3月、三陸大津波、死傷者22人・流失家屋7戸。
1952(昭和27)年3月、十勝沖地震の津波。
1960(昭和35)年5月、チリ地震津波、死者41人、被害総額51億7千万円。
1962(昭和37)年4月、宮城県北部地震。
1963(昭和38)年12月、チリ地震津波災害復旧事業で、防潮堤と水陸門完成。
1966(昭和41)年9月、26号台風による集中豪雨(1日の雨量が224mmに達
し、志津川・入谷の被害甚大)。
1968(昭和43)年5月、十勝沖地震津波襲来(水産関係に1億6千万円の被害)。
1968(昭和43)年12月、津波災害復興区画整理事業完成。
1972(昭和47)年1月、豪雪により山林に大被害。自衛隊が出動する。
1976(昭和51)年9月、集中豪雨126mmを記録。死者1人、家屋浸水518
戸。
1978(昭和53)年6月、宮城県沖地震(志津川の被害額2億2千万円)。
1986(昭和61)年8月、集中豪雨(降雨量282.5mm)、住宅浸水・土砂崩れ
など4億5千万円の被害。
1987(昭和62)年8月、入谷地区に巨大なヒョウが降り、葉タバコなどの農作物に
1億円の被害。
1991(平成3)年2月、志津川大雪、昭和8年以来の積雪56cmを記録。
1996(平成8)年1月、防災対策庁舎完成。防災無線戸別受信機を全戸に設置。
2004(平成16)年1月、歌津町との合併後の新町の名称が「南三陸町」に決定。
2005(平成17)年10月、津川町・歌津町の対等合併により南三陸町発足
1896(明治28)年6月の三陸大津波で死者441人、1933(昭和8)年3月の三陸大津波で死傷者22人、1960(昭和35)年5月のチリ地震津波で死者41人と、津波により504人もの尊い命が奪われていました。