1.森の湯 東神楽
16時45分に旭川市内の宮下通6丁目から花神楽送迎バスに乗車すると、田舎道を延々と走り17時30分に森の湯東神楽に到着します。
天気の良い日に展望露天風呂から望む大雪山連峰は見事で、夜は満天の星空を満喫できます。自然の素材を生かした石造りの大浴場や炭酸泉、低温湯と高温湯、サウナと冷水風呂も完備しています。
夕食がコースのような感じで、旬に合わせて地元の食材を盛り込んだオリジナルの創作料理と、北海道産の肉や季節の釜飯など充実の内容と見事な味付けに感激しました。夕食時に花神楽というラベルのワインが付き、その美味しさに満足しました。
館内は広く開放感があり気持ちよく利用でき、スタッフの対応も親切で好感が持てました。ここが町営とは信じられないおもてなしです。
住所:北海道上川郡東神楽町25号 問い合わせと予約:0166-83-3800
詳細は、森の湯東神楽の公式サイトをご覧ください。
2.ピパの湯 ゆーりん館
美唄市の北側、小高い丘の上に「ピパの湯ゆーりん館」が建っています。見晴らしの良い高台に位置する公共の宿には、イタリア・カプリ島の「青の洞窟」をイメージした露天風呂があり、夕張市の夜景を望むことができます。全館バリアフリーで車いすのまま利用できるように配慮され、客室の出入口にはインターホンが設置されています。
レストランでいただく料理は、素材の良さを十分に引き出してしつこさのないさっぱりとした味にまとめられていました。また、ゆーりん館には貯雪庫が設置され、猛暑日や夏日にはクリーンなエネルギーを利用した雪冷房が導入されています。
建物の南側はパークゴルフ場が広がり、整備された緑の芝生は目を休ませてくれます。ポプラ・ツツジ・マガン・サクラと四コースあり、1日券は500円と格安です。ランチパックや温泉パックもあり、用具はレンタルできます。
美唄の年間降雪量は8mから11mとなり、この雪を積極的に生活に利用する取り組みが行われています。JA美唄氷室貯蔵研究所、JA美唄米殻零温貯蔵施設「雪蔵工房」、JA美唄アスパラ選果場「雪蔵美人」、貞広農場米貯蔵庫、老人福祉施設「ケアハウスハーモニー」、介護老人保健施設「コミュニティホール美唄」など、雪という環境にやさしいクリーンなエネルギーを利用した雪冷房が導入されています。
美唄には見どころが数多くあります。炭鉱メモリアル森林公園、三菱美唄記念館、ラムサール条約湿地宮島沼、芸術文化交流施設で彫刻公園のアルテピアッツァ美唄などです。アルテピアッツァ美唄は、旧炭住街にあった小学校の廃校校舎と敷地を再整備し、美唄市出身の彫刻家「安田侃(やすだかん)」氏の彫刻作品が数十点展示されています。
住所:美唄市東明町3区 問い合わせと予約:0126-64-3800
詳細は、ピパの湯 ゆーりん館のホームページをご覧ください。
3.登別温泉 第一滝本館
第一滝本館の浴場は、地獄谷に涌きでたままの自然の恩恵を殺菌や加水循環をせず、泉質の異なる7つの湯を源泉かけ流しで楽しむことができます。浴槽からあふれ出たお湯が床の上を流れていますが、浴場の床も湯船の縁も滑りません。温泉の成分や湯の花などを清掃され、お客に事故がないように気遣う湯守り職人の姿をいつも見かけます。これが心からのおもてなしです。
札幌から往復千円の送迎バスを利用して、年に2~3回ほど二泊三日で湯治に出かけます。夕食も朝食も「喜鬼菜々あったか亭」の和洋中バイキングがお勧め。バラエティに富んだ料理の数々と味付けに満足しています。
そのむかし、江戸から長万部へ入植した滝本金蔵の妻は突然全身へ広がる皮膚病に襲われました。病に効くという噂を信じて一家は地獄谷へ向かい、湧き出る温泉の湯を浴びると痛みやかゆみが引き始めて、皮膚病は完治しました。難病に悩む人々に来てもらえるよう湯守の許可を取り、道を切り開いて湯宿を建てたのが「第一滝本館」の始まりです。
わたしは幼児期に種痘直後の風邪をこじらせて皮膚病を患いました。全身の皮膚が溶けたようにベタベタし、塩水で体を洗うと喜んでいたと母から聞いたことがあります。ジンマシンの何倍もある大きな吹き出物が全身を覆い、痒いので引っかくからあちこちの皮がむけて血が滲み、父が銭湯へ連れて行くとお客が逃げ出したそうです。思春期を過ぎるころまで発疹と痒さに悩み続けたので、金蔵の妻の皮膚病を治した温泉の湯に浸ると安心します。登別の湯を代表する「万病の湯」は酸性が非常に強く、刺激の強いお湯ですが少々ぬるめのため名前に惚れて浸かっています。
温泉街の「極楽通り」を散策すると、目につくのは石工が彫ったと思われるフクロウやキツネ、ヒツジやクマの像です。なかでもユニークなのは鬼の像ですが、肩を寄せ合っている夫婦の像をみると心が和みます。
住所:登別市登別温泉町55番地 問い合わせと予約:0120-940-489
詳細は、登別温泉 第一滝本館のホームページをご覧ください。
4.薬研温泉 小さな温泉宿の薬研荘
3.1 感激した手料理
薬研温泉を初めて訪れたのは2001年10月4日でした。友人の運転する車でホームページから宿泊予約をした薬研荘を目指しました。むつ市大畑町の県道279号線はまなすラインから分岐してあすなろラインを走ると「薬研温泉郷」の看板が見えます。
薬研荘は、入口玄関上に掲げられた看板が無ければ民家のような造りで、建物の外観は風雪に耐えた歴史を感じさせます。
客室は8室で収容人員20名。建物の内部は清掃が行き届いて清潔感にあふれ、トイレは共用でタイルの浴槽は大人3人で満員状態となります。お湯は無色透明の天然かけ流しの温泉です。男性4人で宿泊し、大間港から函館港へのフェリー利用で帰札して、すぐ感謝の手紙を出しました。
薬研荘様、お世話になりました札幌の四名です。親身のおもてなしをいただき感謝しています。夕飯のアワビに驚き、漁師風いか刺の歯ざわりに呆然となり、大きな岩魚にびっくりし、きのこ汁の味の良さに驚嘆、舞茸ご飯の味付けに仰天し、何度も四人で感嘆しました。ご馳走様という言葉以外は出てきません。出発する早朝5時に、夕食で食べ残した舞茸ごはんでつくったおにぎりを食べました。冷えていてもとてもとても美味しかった。札幌へ戻って「もう一度舞茸ご飯ときのこ汁を食べたい。」とだれもが言いました。素材の持っているうまみを存分に引き出した技術、ほんとうに感激しました。心の底から感謝を込めて、再度言わせてください。ありがとうございました。益々のご盛況をお祈りいたします。
3.2 夫婦で訪れて
2014年10月13日午前8時に中心気圧が970hpとなった台風第19号は、荒れ狂いながら四国へ再上陸して列島を縦断する予報です。台風18号を避けて旅行を一週間延ばしたのに、まさか19号がやってくるとは。北海道や青森には来ないことを祈りながら、蜂の武蔵の心境で妻と下北へ向かいました。
函館よりフェリーで大間ヘ渡り、翌朝そぼ降る雨の中を路線バスで恐山を見学して、むつターミナルまで戻りました。下北半島の交通機関は乗り継ぎが不便なうえ、台風第19号の影響で青い森鉄道は運休し、JR利用と考えた薬研荘の女将は心配のあまり下北駅まで出向いてくださいました。
むつターミナルから雨の上がった紅葉の道を抜けると、むかしのままの薬研荘へ着きました。13年前と違うのは、廊下の片隅やトイレに空気をさわやかにする光触媒の造花が飾られています。テッシュペーパーやトイレットペーパーの良質すぎる紙質に驚き、女将の細やかな心遣いが感じられました。
温泉浴室の脱衣所には青森ヒバの枝が置いてあり、壁にヒバの葉の使い方が掲示されています。「下に置いてあるヒバの葉(枝)に浴室内で軽くお湯を掛けて体をマッサージしてください(パシパシと軽く叩く)。ホンノリとヒバの葉の香りがし、適度な刺激が気持ち良いですよ!(注:浴槽には入れないで!)」。浴室内で腕を軽く叩くと、ツヨプセンというヒバならではの心地よい香りが旅情を掻き立てます。
温泉で疲れを取ったあとの夕食は、大きな岩魚の焼き物、はたけしめじとキュウリの酢の物、キノコと山菜が六種類以上も入っているきのこ鍋、贅沢な内ち子の入ったトゲクリカニの味噌汁。ボリュームがあり過ぎて、お客の健康を考えた雑穀米のご飯まで手が伸びません。
新鮮な天然の山菜と天然のキノコの持つ旨味だけで、出汁は一切使わない鍋料理は少量の肉でえぐ味を抑えています。豪華とは言えませんが、自然の味を引き出した健康的な女将の料理に妻もわたしも満足しました。薬研荘ならではの味わいに13年前の感激がよみがえりました。
薬研荘へはJR大湊線「下北駅」から路線バスで「大畑駅」で下車すると、タクシーで12分です(宿泊予約時に依頼すると「大畑駅バス停」まで送迎していただけます)。
下の写真は、薬研荘の女将推薦の遊歩道から見える「薬研渓流」の写真です。
住所:青森県むつ市大畑町 薬研14 問い合わせと予約:0175-34-2779
詳細は薬研温泉のチョッと古い小さな温泉宿 薬研荘のホームページをご覧ください。
5.ニセコプリンスホテル ひらふ亭
ひらふ亭はニセコ高原に建つリゾートホテルで、露天風呂から男性はニセコ連峰の主峰ニセコアンヌプリ、女性は羊蹄山(蝦夷富士)が臨めます。
建物の地下にある温泉を溜める大きな貯温泉槽から、温度が高い源泉を大浴場や客室の展望温泉露天風呂に送り込むことで適温とし差し水不要な源泉かけながしを実現しています。源泉の1リットル中に210mg溶けている炭酸ガスが皮膚に浸入して軽い刺激を与え、血行を促進しながら身体を暖めるのでストレスをやわらげる鎮静作用があるそうです。
旬の食材、季節ごとのメニューにこだわった和洋中料理50種類のバイキングが名物で料理内容は毎日変わります。炭火焼コーナーでは牛ステーキや魚介類とジューシーな地鶏の炭火焼、春の山菜てんぷらやニセコ産の取れたてこだわり野菜など、料理には手間隙をかけていますとおっしゃるだけに、質と味、量のどれをとっても驚嘆します。洋食スタッフが、イタリア研修で食べた料理やソースをアレンジしたマリネなども提供されています。
朝食バイキングは、季節の食材もふんだんに使用された30種類の和洋中料理が並び、麦ご飯もあります。日替わりの「オムレツ」や「厚焼き玉子」が人気メニューとか。
ニセコ方面へ出かけると、羊蹄山(蝦夷富士)の姿を見るのが楽しみの一つです。
住所:虻田郡倶知安町字山田204 問い合わせと予約:0136-23-2239
詳細は、ニセコプリンスホテル ひらふ亭のホームページをご覧ください。
6.北湯沢温泉郷 森のソラニワ
札幌から往復無料の送迎バスに乗って2時間20分、平成27年1月27日に北湯沢温泉郷へ出かけました。北湯沢温泉郷には野口観光グループの、緑の風リゾートきたゆざわ(旧名水亭)、森のソラニワ(旧第二名水亭)、ホロホロ山荘があり、ホテル間を湯めぐり無料シャトルバスが15分間隔で運行しています。
旧第二名水亭の大浴場は総御影造りで、露天風呂からは四季折々の風景を臨めます。乾式サウナ(男性用)とミストサウナ(女性用)のほかに、ヨットやジャグジー、滑り台などの遊具が設置された1,500㎡の温泉ビーチには36℃のお湯があふれ、冬期間でも万一に備えて係員が常駐しています。脱衣場から専用の通路をたどると本格的な25mの温泉プールへ行くこともできます。
ホテルのロビーから表を眺めると、氷で作られたお城や新郎新婦を載せて記念写真を撮りそうな馬と馬車の模型などが置いてあります。
産直ビストロダイニングでの食事は、シェフが実演する握りたて・揚げたて・焼きたての調理姿をライブ感で観ながら、約80品程度の和洋中バイキングを堪能できます。
森のソラニワ正面を流れる長流川は、川底が緑色凝灰岩の露床で「白衣の床」と呼ばれています。新第三紀前半の火山活動で形成された火山岩や火砕岩(かさいがん)が、変質して緑色を呈したもので、日本列島の根幹をなす岩石のひとつです。
平成ふるさとの道を散策すると、花のかんむりやささやき、夏休みの像に出合います。
住所:伊達市大滝区北湯沢温泉町300-7 問い合わせと予約:0142-68-6677
詳細は、きたゆざわ 森のソラニワのホームページをご覧ください。
7.十勝川温泉 第一ホテル
ふっこう割が利用できることを知り、厳寒のへ平成31年1月29日から31日にかけて久しぶりに「十勝川白鳥まつり彩凛華(さいりんか)」を見に出かけました。札幌発着の無料往復送迎バス「モール温泉号」は廃止のため、ポテトライナーで帯広へ行き、宿泊者限定の無料シャトルバスで十勝川温泉第一ホテルの豊州亭に初めて泊りました。
十勝川温泉は世界でも希少なモール温泉です。太古の時代に自生していた植物が堆積して亜炭や泥炭となり、これらの亜炭層を通過して湧き出る温泉は植物性の有機物を多量に含んでいます。モール温泉の琥珀色のお湯は平成16年に北海道遺産として登録されました。
一階の大浴場はガラス張りで、露天風呂は大規模改修により流れ落ちる滝を望め、浴槽は次第に深くなり最深1.2メートルもあります。浴室の二階にはサウナやミストサウナ室、檜風呂やジャグジーがあり、展望露天風呂から十勝川に架かる白鳥大橋(十勝中央大橋)や日高山脈の眺望を臨めます。白鳥やカモの鳴き声を聞きながら湯に浸かるのも贅沢です。
食料自給率100%を超える十勝はさまざまな食材がそろう食の宝庫です。夕食バイキングのレストラン「木もれび」にはオープンキッチンやバーカウンターなどがあり、バイキング形式で並ぶ料理は素材にこだわった味の良い品々が並びます。自分で具材を選ぶ釜飯や、とろけるラクレットチーズに思わず笑みが漏れます。夕飯のデザートは、好みでブレンドできるコールドストーンアイスがありました。
彩凛華(さいりんか)は、厳寒の公園で繰り広げられる光と音のファンタジーショーで舞台用照明コントローラで光量を増減して音と光をコンピュータ制御します。2012年はオホーツクの海を渡ってくる白鳥の物語に感動しましたが、2019年は光のファンタジーショーとエレクトロダンシングショーで高齢者は耳が痛くなり退散しました。
2012年の彩凛華
2013年の彩凛華
2014年の彩凛華
2019年の彩凛華
住所:河東郡音更町十勝川温泉南12 問い合わせと予約:0155-46-2231
詳細は、十勝川温泉 第一ホテルのホームページをご覧ください。
8.定山渓万世閣 ホテル ミリオーネ
ミリオーネはイタリア語で「100万」と云う意味で、イタリアの旅行家マルコポーロが辿ったシルクロードがテーマのホテルです。客室から一望できる温泉街の夜景は実に見事です。
露天風呂からも温泉街を見下ろすことができ、ベンチに腰を下ろして足湯を楽しみながら温泉街を取り囲む山々の四季を楽しめます。また、解放感のある広い内風呂には、壁絵を楽しめる和風風呂もあります。
温泉の泉質はナトリウム塩化物泉、泉温は80.5度のため加水して循環ろ過装置を通し、衛生管理のため塩素系薬剤を使用しています。スチームサウナとミストサウナもそろい、全長20m水深1mの温水プールは水着持参で利用できます。
札幌駅北口の「団体バス乗り場」よりホテルミリオーネ行の無料送迎バスがあります。完全予約制で14時発、出発の20分前に赤いジャンパーを着た係員が予約確認をしています。復路はホテル玄関前10時発車で、所要時間は約60分です。
子どもの日にちなんで4月上旬から約1ヶ月間、350匹の鯉のぼりが豊平川の上空(定山渓ホテルから定山渓観光ホテル山渓苑間約100メートル、ホテル鹿の湯から章月グランドホテル間約90メートル)をゆったりと泳いでいます。
定山渓温泉に「かっぱ伝説」があり、「かっぱ」は定山渓のマスコットになっています。温泉街を散策すると、かっぱ大王やミスかっぱに出合えます。
住所:札幌市南区定山渓温泉東3丁目 問い合わせと予約:011-598-3500
詳細は、定山渓万世閣 ホテル ミリオーネをご覧ください。
9.定山渓温泉 ぬくもりの宿 ふる川
蝦夷地で生まれ育った道産子にとって、九州の古民家と小樽の石蔵を組み合わせた内装は、間違えて造られた時代劇のセットへ舞い込んだような錯覚を覚えるホテルです。
建物の内部は凝りに凝り、ロビー横は囲炉裏のある土間の造りで、伊達市にある陶酔房大滝窯の器などが展示されています。山小屋をイメージした一階ラウンジではコンサートホールのような臨場感ある音楽を楽しめますし、二階ではノンカフェのお茶とかりんとうを自由にいただきながら、詩集や大人の絵本を楽しむことができます。
地下一階の「ギャラリー蔵」では、北海道在住作家の作品を一ヵ月ごとに入れ替えて展示していました。八階の「展望露天風呂」は、壁が古木に囲まれ裸電球がともっています。源泉の湯気を取り入れた「蒸し風呂」や乾燥させたよもぎを使った「よもぎ寝湯」もあります。一階の「ゆ瞑み(ゆあみ)露天風呂」では、ゆっくり瞑想浴をしながら明日への鋭気を養うことができます。
朝食は野菜を中心にした惣菜和食バイキング「おふくろの味」を演出しています。建物も設備も凝ってるだけに利用料金もそれなりで、年金生活者の利用は覚悟が必要です。
二階に入場無料の「相田みつを心のギャラリー」があります。和室を何部屋も開放して広い空間に相田みつをの作品を展示しています。贅沢すぎるおもてなしです。
住所:札幌市南区定山渓温泉西4-353 問い合わせと予約:011-598-2345
詳細は、ぬくもりの宿 ふる川のホームページをご覧ください。
10.定山渓温泉 鶴雅 森の謌
札幌から国道230号線で定山渓へ入り、定山渓温泉東3丁目交差点を左折すると山の中腹に「鶴雅リゾート森の謌(もりのうた)」があります。一階ロビーには素足で入る絨毯敷きのラウンジがあり、大木をイメージした鉄製のオブジェは暖炉を兼ね、天井から降り注ぐ水のカーテンは清涼感を与えます。
杢の謌は鶴雅グループの中で、最も美味しい料理を提供してくれるホテルです。野菜中心のヘルシーバイキングは新鮮な野菜や魚介類、鉄鍋オーブン料理、そしてスイーツは森の果実がたっぷりと盛り込まれています。
夕食後はラウンジでハーブの生演奏や、奥のリスニングルームでクラシックスピーカーから流れる音楽で、静かに更けゆく森の夜を楽しむこともできます。絨毯敷きラウンジの暖炉に火が入ると、焼きマシュマロを楽しむこともできます。
鳥たちのさえずりや木々の葉ずれの音が聞こえる露天風呂は、無色透明でまろやかな塩辛さが特徴の泉質をたたえています。温泉熱や排湯熱を回収・利用する温熱供給システムを導入して省エネを進め、CO2の排出削減に努力されているそうです。
年金生活で高級リゾートホテルの利用は不可能と思っていましたが、2011年12月の開館時に普段の半額で利用させていただき感激しました。
大浴場や露天風呂で汗を流した後は、国松希根太氏の彫刻を楽しむことができます。
住所:札幌市南区定山渓温泉東3丁目192番地 問い合わせと予約:011-598-2671
詳細は、定山渓温泉 鶴雅リゾート 森の謌のホームページをご覧ください。