はげちゃんの世界

人々の役に立とうと夢をいだき、夢を追いかけてきた日々

第14章 高層マンションの建設

2006(平成18)年1月31日に、幹線道路に面した東側の空き地に「15階建て分譲マンション建築計画」の標識が立ちました。マンション管理組合の反応は皆無のため、テレビ電波障害とビル風による周辺への影響や、通学児童の安全確保に留意しました。

1 マンション建築工事

画像は50枚のため、表示に時間がかかります。

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2 要請した建築説明会

道路沿いの土地で営業していたレンタカー会社が引っ越して、15階建てという高層マンションが建つことになりました。町内会役員としてテレビ電波障害とビル風による周辺への影響、掘削による地下水脈への影響と工事中の事故防止などについて対応しました。

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3 工事の準備

平成18年4月24日、そぼふる雨の中で境界の土留め工事が始まりました。

事務所横のフェンスに工事標識が張られ、幹線道路沿いの歩道が見通せなくなりました。自転車が見えにくくなって人身事故発生の恐れもあり、町内会として配慮をお願いしました

立体駐車場の位置に当たる土を掘り返して、土地の境界にはコンパネで塀が作られました。すべての土をどかすのではなく、何か目的があって所々残されているようです。

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4 駐車棟の基礎工事

桜の蕾がほころび始めたころ、立体駐車場の基礎となる部分に掘られた溝へコンクリートが流し込まれました。

古代遺跡の発掘現場のような錯覚を覚えます。流し込まれたコンクリートの基礎上に色とりどりのしるしが付けられました。

コンクリート基礎上のしるしの上に、いままで見たこともない物体が固定されました。

左側のほうから細い鉄筋が立ち始め、縦横に固定されて地下室が出来そうな気配です。

不思議な固定物が鉄筋で囲まれ、細い鉄筋が敷き詰められると鉄筋の溶接が始まりました。

毎日覗き込むので目隠しができました。膨大な箇所の鉄筋が溶接され、その周囲にコンクリートを流し込むための木枠が組まれていきます。

コンクリート枠が完成すると、土をかぶせて埋め戻し作業が始まりました。

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5 マンションの基礎工事

マンションの建築位置を掘り始めました。道路側が崩れないように土留めをしています。

歩道に亀裂が入りはじめました。不要な土を搬出するとコンクリートの基礎が打たれました。

少し残された土はコンクリートの節約と思われ、コンクリートの基礎に目印が付けられました。

クレーンでH鋼が搬入されています。地下の部分の鉄筋がしだいに地上へ伸び始めると、亀裂の入った歩道のアスッファルトが剥がされて補修作業が始まりました。

細い鉄筋で囲まれた柱になる部分が現れはじめたころ、北海道神宮祭が始まりました。

細い鉄筋を組み合わせると地震対策になるそうです。配管の通る穴が分かるようになりました。

地階部分に型枠が組まれ、コンクリートが流し込まれています。

型枠が外されると、コンクリート枠の内部は土を入れてふさがれました。

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6 マンションの建築工事

柱になる部分の鉄筋が継ぎ足され、一階部分の鉄筋が伸び始めました。

大量の木材が運び込まれて、壁や窓が作られる様子が見えます。

木製の壁が出来始めると間取りがわかるようになりますが、地上ではわかりません。

一階天井が完成すると型枠へコンクリートが流し込まれ、青いシートで覆われました。

ワンフロアーずつ組み立ていくようすは、レゴブロックのようです。

冬季間は一ヶ月ほど冬眠し、翌春始まった工事で15階建の全貌があらわれました。

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