はげちゃんの世界

人々の役に立とうと夢をいだき、夢を追いかけてきた日々

第6章 公園の樹木剪定

2004年(平成16年)8月の台風第18号による倒木を教訓に、町内にある公園内樹木の剪定を町内会役員のボランティアで実施しました。公園緑化係のご協力をいただき天は自ら助くる者を助くを体験、32トンの幹と枝は堆肥原料になりました。

1 札幌で最大瞬間風速

2004(平成16)年8月28日にマーシャル諸島近海で発生した台風18号は、9月5日に大型で非常に強い勢力となり沖縄本島北部を通過しました。9月7日に九州北部を横断して日本海を加速しながら北東に進み、暴風域をもったまま8日朝には北海道西海上を北上して、9時に温帯低気圧となり発達しながら宗谷海峡へ去りました。

この台風は洞爺丸台風とほぼ同じ経路をたどり、札幌でこれまでの記録を更新する最大瞬間風速50.2m/sの猛烈な風を観測しました。市内の倒木で、66歳・70歳・78歳・80歳の男性が死亡され、負傷者92名という深い傷跡を残しました。

北海道大学の観光名所であるポプラ並木は4割にあたる約20本が同じ方向に倒れ、年間8万人が訪れる同大学の植物園も大打撃を受けて当面は閉園となりました。札幌大通公園に茂る大木が暴風に次々と薙ぎ倒され、野幌森林公園でも多くの樹木が倒れて散策路は閉鎖されました。(下の写真は通行止めに気づかず、2005年4月22日に撮影した野幌森林公園内です。)

台風18号は町内の公園周囲にあった背の高い二本の樹木を公園内へ折り倒しました。このとき吹き付けたのは西風でしたが、東風であれば道路を挟んだ民家に被害が出ていた可能性があります

当時の町内会長は公園周囲の樹木剪定を公園課へ依頼しましたが、台風第18号の被害復旧で札幌市は手が回らない状態でした。

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2 災害対策を検討

町内広報紙の9月1日号で「災害対策の検討」をお知らせしました。

町内の公園は樹木が多いので、木陰のベンチに腰を下ろすと真夏の暑さを和らげてくれます。枝が密集して葉が幾重にも重なり、集まった人々は雨の日でもぬれずにラジオ体操ができました。住みよい町内環境の性でしょう、成長しすぎてビルの四階の高さを超える樹木があらわれました

7月23日と25日に、公園の周囲に植えられている樹木の枝を部分剪定しました。環境部長とI副会長、S副会長が照明塔を覆い隠すように伸びた枝や、光を遮断するように張り出した枝を切り取り、26日に土木事務所に回収していただきました。

公園の周囲、東西側と南側は電灯線や電話線、光ファイバー回線、電波障害解消デレビ電波給電線などが架設されています。公園の周囲で繁茂した樹木は、これらの配線を飲み込んでしまいました。

お盆を過ぎると邯鄲(カンタン:昆虫)の鳴き声に誘われて秋が近づき、暴風雨や台風の季節がやっています。中央区の大通公園では、樹木の幹や枝の間引き剪定が行われました。風を通り抜けやすくし、倒木被害を避けるための処置といわれます。

平成16年9月8日の台風18号は、全道に大きな爪痕を残し、大通公園の樹木も根こそぎだ折れるなどの被害が出ました。今年はエルニーニョ現象とは逆のラニーニャ現象で異常気象が相次いでいます。

樹木が風の影響で、公園に隣接するお宅のほうへ倒れると被害は甚大です。樹木の幹や枝の間引き剪定が不可欠と考えられ、公園課と協議を始めます。

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2010年に公園周囲の樹木剪定を公園緑化係へ再び依頼しました。「区内の公園樹木は、計画を立てて順に剪定をしていますが費用の面もあり時間がかかっています。ご理解をいただきたい。」と、予想通りの回答をいただきました。

第四回役員会に、札幌市の許可を受けて町内会役員のボランティアで樹木の剪定を行いたいと提案しました。「2004年の台風第18号で倒れた二本の樹木は伐採していただきましたが、公園周囲も含めて樹木は当時よりもかなり高くなり、三本のプラタナスは近くの四階建てビルの高さを越えています。

台風第18号のような強風で倒木が起きれば、道路を越えて民家の屋根を直撃する高さになりました。広がった枝葉は、電灯線や電話線、光ファイバー回線、電波障害解消のテレビ電波給電線などを内部へ取り込んで、一部は見えない状態になっています。倒木があれば電灯線はずたずたに切れ、連絡用の電話線や光ファイバー回線も切れて通信不能となります。樹木が民家側へ倒れると家屋への被害も予想されます

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町内広報紙の11月1日号で「災害対策の検討」をお知らせしました。

樹木剪定で倒木被害の回避を
 公園の樹木は、四階建てビルの高さを越えているものもあります。広がった枝葉は、電灯線や電話線、光ファイバー回線、電波障害解消のテレビ電波給電線などを内部へ取り込んで、一部は見えない状態になっています。

平成16年9月のような強風で倒木が起きれば、道路を越えて民家の屋根を直撃する高さになりました。電灯線はずたずたに切れ、連絡用の電話線や光ファイバー回線も切れて通信不能となります。

8月の役員会で、災害が起きてからでは遅すぎるとの話題がでて、9月16日に白石区土木センター公園緑化係で樹木剪定の計画を伺いました。「白石区内の公園樹木剪定は順序を決めて実施しているが、予算の関係もありすぐに実施することは不可能」との回答でした。

公園管理を受託している町内会の役員有志が、倒木による家屋への被害を回避するため樹木の剪定を行います、と役員会で話し合われた許可を求めました。

市への要望ではないことに驚いて、怪我には十分注意して無理をしない。剪定した枝類は1m程度の長さにまとめる。公園緑化係が回収する車を手配することなどがまとまりました。

9月の役員会で、10月に入ってから天候を見て判断するとして実施時にはお手すきの方々の助力をお願いしました。樹木の伸びすぎている枝の太さから、作業開始前に小型の電動チエンソーを購入することにしました。

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公園の管理を委託されている町内会が、防災のため役員有志で樹木を剪定しようと考えましたがいかがでしょう」。

市のやるべきことをしなくてもとの意見がでましたが、「市が実施するのを待っていて被害を受けたら家がでたら、それがあなたの家であったらあのとき剪定していればと後悔するでしょう。住居が壊れても、札幌市や町内会は修理費用を出すことができません。被害が出る前に原因となる要素を取り除いておく、これを防災といいます。」との説明に反論はありません。

公園緑化係長は市への要望でないことに驚かれたが、「町内会役員有志が剪定されるのであれば、怪我にはくれぐれも注意して無理をしないでください。剪定した枝類は1m程度の長さにまとめて連絡いただければ、運搬車の手配をいたします。」と快諾をいただきました。

選定作業は10月下旬に天候を見て判断をすることにし、土曜と日曜に実施するのでお手すきの役員に助力を依頼しました。剪定した枝類を1m程度に切りそろえるため、電動チエンソーの購入が役員会で承認されました。

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3 天は自ら助くる者を助く

町内広報紙の11月1日号で「災害対策の検討」をお知らせしました。

天は自ら助くる者を助く
 9月29日、白石区土木センター公園緑化係より電話がきました。「北電が公園の周囲を調査すると、枝葉の中に電灯線が隠れている状態のため剪定が必要と許可を求めてきました。剪定は10月25日の週を予定していると連絡がありましたのでお知らせします。」

翌日、「ついでと言うわけではありませんが、この機会に公園緑化係も公園の剪定を行うことにしました。北電は電灯線のある東側と南側を剪定するので、北側と西側を公園緑化係が剪定します。町内会役員がボランティアで行う剪定作業は様子をみてからにしてください」との電話がありました。

10月26日の朝、東札幌に初雪が舞いました。午前9時半に公園緑化係が依頼した造園会社の作業員がみえ、I副会長と会長立ち合いのもとで、公園の樹木剪定が始まりました。時折青空が顔を見せますが、みぞれが降りしきる中での樹上作業は足場がすべるためかなり危険です。

公園内樹木の剪定方法で助言を求めると、不用意に太い枝を切ると細い枝が密集して横へ広がるようになり、あまり強い剪定をすると樹勢が弱って伝染病に感染しやすくなると教えてくれました。町内会役員の剪定は、天候を見ながらになるので11月中旬までかかりそうです。

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周囲の樹木剪定
 北側と西側の樹木は、白石区土木センター公園緑化係が10月26日から29日までの3日間で剪定しました。10月26日の初雪と翌日の積雪で倒木処理に追われていた北海道電力は11月11日と13日の2日間で公園北側と東側の樹木剪定を終わらせました。

樹木はふた昔以上も前に剪定された痕跡まで切り詰め、電線類をすべて白日の下にさらしました。この結果、強風による倒木が発生しても隣接している建物への被害を防止できるようになりました。(町内広報紙H22年12月1日号)

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4 ネグンドカエデの剪定

公園の東北側にある大きなネグンドカエデは、黄緑色をした花弁のない花が垂れ下がって咲き、花が終わるころに葉が出てきます。寒冷地向きのため北海道では街路樹として利用され、樹液はメイプルシロップやメイプルシュガーとして利用されています。

11月7日に役員会の承認を得た電動チェンソーと鋸の替え刃を購入し、午後から公園東北側にあるネグンドカエデの剪定を開始しました。先端部の枯れた幹を切り落とし、伸び放題になっている枝を間引きしました。

張り切り過ぎた副会長は「あまり強い剪定をすると樹勢が弱り伝染病に感染しやすくなる」という造園会社作業員の助言を忘れ、ほとんど丸坊主状態に剪定してしまいました作業終了後、来春芽を吹かなければどうしようと悩みました。

翌日の午前8時から二人の副会長と環境部長の参加いただき、半日かかって間引きした太い幹と枝を電動チェンソーで1mに切りそろえました。午後は、物置そばにあるもみじの下枝を剪定しました。

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町内広報紙の12月1日号で「災害対策の検討」をお知らせしました。

公園内の樹木剪定
 11月7日午後から公園東北側にあるネグンドカエデの剪定を行いました。先端部の枯れた幹を切り落とし、枝も間引きしました。引き続き、物置そばのもみじも下枝を剪定しました。間引きした幹も枝も太いため、役員会承認の電動チェンソーと鋸の替え刃を購入し、8日の8時からI副会長、S副会長、環境部長と会長の四人で枝を切りそろえる作業をしました。電動チェンソーを使っても半日かかりました。

プラタナスの剪定完了
 12月5日、公園内の大木となった2本のプラタナスを剪定しました。I副会長とS副会長が安全帯をつけて樹上へ上がり、環境部長と会長が落ちてきた幹や枝の処理を担当。6日も早朝から14時まで、I副会長が操作する電動チェンソーが大活躍し、道路交通部長と会長が剪定した枝を切り揃えてまとめました。公園管理課へ連絡した翌日8トン車に山積みになり、堆肥原料に生まれ変わるため運ばれていきました。

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5 鈴懸の木の剪定

鈴懸の木(学名はプラタナス)は公園内に2本あり、垣根の外にある1本は北海道電力が剪定してくださいました。いずれも10mを超える大木となっています。樹皮は斑に剥げる特徴があり、カエデに似た葉は大きく、掌状に5裂して裂片には鋸歯があります。

鈴懸という名前は、楽器の鈴に似ている果実をつけるので錯覚されますが、垂れ下がる実の姿が山伏(やまぶし)が着る「篠懸(すずかけ)」についている房に似ていることから名づけられたそうです。

天候と雪の状態を見ながら延び延びとなっていましたが、12月5日の午前8時から公園内の大木となった2本のプラタナスの剪定を開始しました。

公園を訪れる子どもはいませんが、訪れた人が近寄れないよう枝の落ちる範囲を幅広テープで囲いました。安全帯をつけた2人の副会長がはしごをかけて樹上へあがり、環境部長と会長が落ちてくる幹や枝を一ヶ所へひきずってまとめました。

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 6日は午前8時から14時まで電動チェンソーが休みなく稼働し、二人の副会長と環境部長、会長に道路交通部長も加わって切り揃えられた幹や枝を回収位置へ運んでまとめました。幹は1mの長さに切っても一人で持ち上げることができないほど重く、公園そばのお宅からネコと呼ばれる一輪の運搬車をお借りしました。

廃棄物を1トン詰めることができると言われる袋に、手で折ることのできる枝や公園内に散乱している細い枝を詰めると4袋にもなりました。公園緑化係が手配した8トン車に山積みにされた幹や枝は、堆肥として生まれ変るため二回に分けて運ばれて行きました。

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6 連理の枝

町内広報紙の12月1日号で「災害対策の検討」をお知らせしました。

剪定したプラタナスの枝をノコで切り揃えていると、々の幹から出た枝が交差して一つにつながっていました。唐の詩人、白居易の長恨歌に「天上では比翼の鳥となりたい、地上では連理の枝となりたい」と歌われている「連理の枝」と言われる現象です。

宋の国の大臣・韓凭(かんひょう)と夫人は仲睦まじい夫婦でした。宋の国王は非道で酒色に溺れ、夫人の美貌が気に入って韓凭を監禁してしまいます。夫人は密かに「雨 が降り続き、川の水かさが深くなっています。出かける時は気をつけてください。」と手紙を書いて夫へ届けてもらいます。手紙は夫人の絶命詩といわれ、「出かける時は気をつけてください。」との表現は、自ら命を絶つ覚悟をあらわしているそうです。

国王に付き添って出かけた際に夫人は高台から飛び降りて自殺し、夫の韓凭も愛する妻の死を知って自らの命を絶ちました。国王は激怒して二人を並べ、わざと別々に埋葬しました。お互いがすぐそばにいるにもかかわらず、いつまでも一緒になれない辛さを味わわせるためといわれます。

数日後に二つのお墓から木が生え、枝と葉が抱き合うように絡み合い、根もつながってからみつきました。これが「連理の枝」の由来で、男女の仲睦まじい様を表す比喩として使われます。

ちなみに「比翼の鳥」は、雄が左眼左翼で、雌は右眼右翼の伝説上の鳥ですが実在しません。

色の異なる二枚の折り紙を使うと、左側をオスの鶴、右側を雌の鶴に折ることができます。折り紙を対角線に折って、対角線の一つを中央の交点まで切り、二枚の折り紙を組み合わせます。二枚を重ねてずれないように折るのがコツです。

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7 吹き出した芽

町内広報紙の平成23年3月1日号で「災害対策の検討」をお知らせしました。

2011年の雪解けが始まると、公園のネグンドカエデとプラタナスのようすを毎朝見に行きました。芽を吹かなければ一大事です。

造園会社の作業員に、「不用意に太い枝を切ると細い枝が密集して横へ広がるようになり、あまり強い剪定をすると樹勢が弱って伝染病に感染しやすくなる」と教わっても、張り切り過ぎて派手に剪定をしてしまいました。

プラタナスの枝に新芽が
 昨年の晩秋に役員有志が力を合わせて、公園のネグンドカエデと2本のプラタナスを剪定しました。毎年少しずつ剪定して形を整えることが推奨されますが、なかなか理想には近づけません。

南側の垣根のそばと公園内に2本あるプラタナスは、毎年秋に1トンもの落ち葉を降らせます。葉は厚手で大きく、葉脈は太くて硬く、他の落ち葉は腐敗しても数年間は原形をとどめています。剪定が終わって丸坊主になったプラタナスを眺めると、来春芽を出してくれるだろうかと誰もが心配になりました。

わずかに残ったプラタナス枝の先を2月末に調べました。枝の先端には葉をつけるであろう芽が用意されています。夏が過ぎた頃には、鈴のような実をつけるでしょう。(町内広報紙H23年3月1日号)

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8 大葉菩提樹の剪定

町内広報紙の平成23年12月1日号で「大葉菩提樹の剪定」をお知らせしました。

公園内の樹木剪定 予定通り完了
 公園の樹木は剪定後20数年を経過して四階建てビルを超えるまでになりました。平成16年9月のような強風で倒木が起きると、道路に面している住宅の屋根を直撃します。このため、公園周囲の樹木剪定は昨年完了しました。

公園管理課と打ち合わせて11月20日の落ち葉集め終了後、I副会長とA副会長が安全ベルトをつけて公園内西側のナナカマドとオオバボダイジュの剪定を行いました。環境部長が、昨年購入した電動ノコで幹や枝を約2mの長さに切りそろえました。

21日午後からI副会長が物置前のカラスの巣があるネグンドカエデを剪定し、来年は幼児とお母さん方が安心して遊べるようカラスの巣を処分しました。幹や枝は午後5時までに片付け、後日散乱している小枝類を清掃しました。

公園は災害時の一時避難場所に指定されています。公園内樹木の風通しを良くし、風圧倒木による二次災害を防止するための剪定は完了しました。(町内広報紙H23年12月1日号)

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大葉菩提樹は連合町内連合会が植樹した樹木ですが、寄贈年月の入った標識は2013年度に失われてしまいました。

大葉菩提樹はシナノキ科シナノキ属の落葉高木で日本原産です。樹高は6~8mとなり、大きいものは高さ25mになるものもあるそうです。幹の樹皮は暗灰色から帯紫暗灰色で、葉は長さ5~7cmになり、灰白色の星状毛が密に生えています。果実は長さ10~15mmの球状または楕円形です。菩提樹に葉の形が似ていて大形であることから名づけられたそうです。

大葉菩提樹というその名の通り、大きな葉は秋になると悩みの種でした。鈴懸の木の葉よりも小型で柔らかい感触でしたが、降り積もると形容できるほどの量で周囲はじゅうたんを敷き詰めたような状態になりました。

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9 ナナカマドの剪定

町内広報紙の平成23年9月1日号で「大葉菩提樹の剪定」をお知らせしました。

ななかまどを伐採
 公園の西側、背の低いななかまどは7月に入ってから葉が枯れ幹に空洞ができました。手の届かない位置に立ち枯れの樹木に寄生する毒キノコ、ツキヨタケが密集して生えました。

土木センターへ依頼し、危険防止で伐採してもらいました。樹木のない空間に幼木を移植予定です。(町内広報紙H23年9月1日号)

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大葉菩提樹に続き、隣接しすぎて1本の木に見えるナナカマドを午後から剪定しました。時折カラスの巣作りに利用される木のため、来年度以降は巣作りができないように少々強めに剪定してもらいました。

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10 最終の剪定

2011年11月21日の朝から公園内に落ちている枝類を集め、多量の廃棄物を詰めることができる袋に収納していると、物置の横にあるネグンドカエデにカラスの巣の取り忘れがありました。

午後、巣を取り去るついでに上部の枝を剪定してもらい、環境部長と会長の二人で幹や枝の整理は午後5時までかかりました。

翌日の午前8時から午後6時までかけて幹と枝類を整理して積み上げ、翌朝公園緑化係へ回収を依頼しました。

2年がかりで剪定した公園内の樹木は、ネグンドカエデが2本、鈴懸の木が2本、ナナカマドが2本の計6本、もみじが1本で幹や枝は8トン車に4台分となりました

2013年3月19日に、公園北側出入口の西側にあるオンコ(イチイ)の剪定を忘れていることに気づきました。4月の総会で町内会長職を後進へ引き継ぐことが了解されていたので、雪のあるうちに最後の一仕事をと剪定して枝類は燃えるゴミに出しました。

公園北側のオンコを剪定
 平成22・23年の初頭に行った公園内樹木選定で、平成24年度に延長した北側出入口のオンコ(一位)の生長点を止める剪定を行いました。

先端部を2m取り除いても周辺と高さがそろわず、さらに1m短くしました。これで樹木の高さがほぼ一定となり、公園内樹木の選定作業は完了しました。(町内広報紙H23年4月1日号)

公園の樹木に特徴などを記した名札を付けることは夢と消えましたが、倒木による被害だけは当分防げるでしょう。

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