はげちゃんの世界

人々の役に立とうと夢をいだき、夢を追いかけてきた日々

第73章 防水層の更新

私は平成4年度から平成24年度まで、理事会の承認を得てボランティアで屋上を管理していました。平成24年12月28日に第21代の女性理事長の独断で屋上のカギを取り上げられ、屋上を管理が不可能になりました。これがなければ避けられた更新でした。

1 漏水事故の概要

第68章の「天井からの漏水」で述べたように、最初の漏水は2019年9月23日の15時過ぎに発生しました。管理員が屋上排水口の清掃をしなかった管理業務契約違反が原因ですが、管理会社は調査費用を半分負担せよとか補修費は保険適用と責任逃れです。

第70章の「天井からの漏水(2)」で述べたように、二回目の漏水は2022年5月30日9時に発生しました。防水層下の断熱材が吸った水が流れ出てたようです。今回は防水層の更新と断熱材の取り換えとなり、管理組合は1千百万円を支出しました。

しかし、これらの工事は管理会社の管理業務契約違反が原因ですから、管理会社負担となるべきです。管理会社はそっぽを向き、理事会は管理業務を丸投げしているので何も言えないと考えているのでしょう。管理会社を変更してお茶を濁しました。

第1回目の漏水か所は2020年10月22日に補修が竣工しました。1年間も放置されたのです。2回目の漏水か所の補修は2023年10月18日に補修が竣工しました。1年5か月も放置されたのです。なんで私だけがこんな目に合わなければいけないのだろうか。

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2 屋上防水層更新工事

屋上防水層更新工事は2023年7月24日から始まりました。マンションへ入居してから19年目に実施した大規模修繕工事は2013年9月2日に竣工したので、屋上防水層は10年しか保たなかったことにな屋上ります。管理会社に任せるとこうなります。

マンション竣工から19年目で大規模修繕を迎えたのは、管理会社を当てにせず私が管理していたからです。後継者に道を譲らざるを得なくなり引退しましたが、後継者は管理会社丸投げ方式を取り、左うちわで過ごしていた結果です。

屋上防水層更新工事は排水口の撤去から始まりました。排水口を撤去して、大規模修繕時に更新した防水層と、新築時の防水層を撤去すると、屋上の床であるコンクリートにヘアークラックよりも幅が広い亀裂が現れました。ここから水が入ったようです。

排水口


 新築時の防水層をすべてはがしてみると、床のあちこちにひび割れがあります。細かいひび割れもすべてふさいでもらいました。

排水口


 排水口も最新の形状のものにしてもらいましたが、管理員が飛ばされてくる土埃が溜まる前に清掃しなければ効果はありません。理事長は「今度の管理会社はきちんとしています」とおっしゃったが、一昨日退勤時に共用部の照明を消し忘れていました。

排水口


 パラペットと同一高さの脱気筒から、屋上にたまった雨水が入り込むのではと心配を告げると、集中豪雨などがあると屋上に水が溜まります。管理会社に言って管理員さんに排水口を清掃してもらってください。

脱気筒


 管理業務契約書に書いてあってもやらないから雨漏りがしたのです。私が管理していた時は、年に3~4回清掃していましたが、それ以降は管理員も理事会も誰一人屋上を点検していません。雨漏りがする前に引っ越すより方法がありませんね。

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