はげちゃんの世界

人々の役に立とうと夢をいだき、夢を追いかけてきた日々

第28章 日本の誇り

世界と繋がるミレニアル世代に向けてNewSphereは、日本がトップになっている記録10項目を紹介していた。私たちには当たり前に感ずることでも、世界と比べると実は1位に輝いているものは意外に多く存在していた。以下は、NewSphereを参照した。

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1 日本が誇れるもの

 1) 歴史ある企業の数が世界一!

創業から1世紀を経てなお現在も営業している企業の数は日本に3万社以上ある。世界規模で見ても最多の数で、2位アメリカの2万社弱を大きくリードしている。日本最古かつ世界最古の企業は、飛鳥時代に創業し社寺建築を担ってきた大阪の金剛組である。

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 2) 短い国歌に人への愛

ゆっくりと雄大なリズムで歌い上げる「君が代」は、文字に起こしてみると世界で最も短い国歌である。和歌の5・7・5・7・7のリズムを基本に、3句目が字余りの6音という構成で、歌詞のついた国歌のなかでは世界で最短の歌となる。

古今和歌集に「君が代」の元となった短歌がある。この短歌は読んだ歌人名は公表されずに詠み人知らずとして扱われていたが、この短歌が朝廷に認められたことで歌人は「藤原朝臣石位左衛門(ふじわらのあそんいしいざえもん)」という名前を授けられた。

「 我が君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで 」

あなたを愛おしく思っています。何千、何万年もこの気持ちは変わりません。例えるなら、小さい石が集まりやがて大きな岩の塊となり、さらに苔で覆い尽くされたとしても。

熱烈な恋の歌である。古今和歌集ができたのが905年から912年頃であり、それから約100年後の鎌倉時代に書かれた和漢朗詠集の古写本で「我が君は」を「君が代は」に変えられ、そのまま歌詞が伝わっている。

君が代は祝賀の歌とされ、朗詠にも供され、酒宴の際に歌われる歌ともされたものである。「君」は広く用いる言葉であって天皇を指すとは限らず、「我が君」とは祝賀を受ける人を指し、一般にあってはこの歌を受ける者の長寿を祝う意味であった。

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君が代の歌詞は1番しかないわけではなく、源頼政の和歌が2番「君が代は 千尋の底の さゞれ石の 鵜のゐる磯と あらはるるまで」、3番は光孝天皇の大嘗祭に奉られた和歌「君が代は 限りもあらじ 長浜の 真砂の数は よみつくすとも」である。

君が代に曲がつけられたのが1880年(明治13年)で、初代作曲者はイギリスの軍楽隊長ジョン・ウィリアム・フェントンである。以後、国歌として扱われるようになったがあまりにも洋風すぎる曲であったため普及しなかった。

より日本人の音感に馴染みやすい曲に置き換えようということになり、1880年(明治13年)に宮内省雅樂課の奥好義のつけた旋律を雅楽奏者の林廣守が曲に起こし、ドイツ人音楽家フランツ・エッケルトによって西洋風和声がつけられた。

平安時代から現代にいたるまで、歌詞の解釈は時代によって変化した。江戸時代の将軍家では「君=将軍」と解釈して、「将軍の治世が千代に八千代に永遠に続くように」と言う意味とされた。

君を天皇に置き換えて「天皇が代々永遠に続くように」と天皇を賛美する歌と解釈する時代もあり、現在、君が代に反対する者は、歌ではなく天皇制に反対する左翼(暴力革命や流血革命で政権を奪取しようとする日本の社会共産主義者)たちである。

しかし、この国歌「君が代」に込められたテーマがぶれることはなかった。「我が君」とは祝賀を受ける人を指し、一般にあってはこの歌を受ける者の長寿を祝う意味だった。それは、人を愛し、助け合う気持ちである。

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 3) ミシュラン星付きのレストラン数

東京はグルメの集積地で、ミシュランの星付きレストランの数は世界の都市のなかでも東京がトップになっているそうである。日本の食文化の奥深さが決め手となり、ミシュランが初めてアジアに進出する際にも東京が最初に選ばれた。

ミシュランはフランスのタイヤメーカーで、初めてミシュランガイドが作られたのは1900年のことである。たくさんの人に遠くまでドライブに行ってもらうことがタイヤの消費につながるので、当初はドライバーに無料で配られていた。

タイヤの消費量を増やすための格付けする1~3の星の意味は、1つ星「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」、2つ星「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」、3つ星「そのために旅行する価値のある卓越した料理」という意味である。

ミシュランは格付けにあたり、素材のクオリティ、料理のテクニック、独創性、価格づけの適正さ、そして提供される料理の一体感を基準としている。東京の名店には、この基準を満たしミシュランをうならせる、質の高いレストランが揃っているようだ。

残念ながら、私はあの世からお迎えが来ても不思議でない年齢のため、遠出をしてまで味わうことはできそうもない。また、年金暮らしのため高価な料理は望むべくもない。どなたか、代わりに味わっていただきたい。

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 4) 自動車メーカーの販売実績

2020年の自動車の販売実績は日本のトヨタがナンバーワンの座に返り咲いた。日本のトヨタは世界で952万8,438台を販売し、グループ傘下のダイハツは779万台超、日野は14万台超を販売している。

2位のフォルクスワーゲンは930万5,400台で首位を陥落、トヨタは中国市場のコロナウイルスの早期回復等が功を奏したようで結果として首位を占めた。3位にはルノー・日産・三菱アライアンスが779万台となっている。

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 5) 赤ちゃんの安全性

日本は安全な国だとよく言われるが、その恩恵を私たちは生まれた瞬間から受けていると思われる。ユニセフのデータによると、日本は新生児が命を落とす割合が世界で最も低い国になっている。その危険度はかなり低く、1111人に1人という割合である。

2位アイスランドの1000人に1人と比べても1割ほど低い。残念ながら反対に割合が高い国はパキスタンで、22人に1人が新生児の段階で死亡している。早産や出生時の合併症、そしてその他の感染症などが主な要因となっているそうだ。

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 6) 人口あたりの病床数

平時の日本の医療体制は世界でも相当充実している部類に入る。経済協力開発機構(OECD)がまとめた統計によると、人口1000人あたりの病床数は13.0床となり、主要7ヶ国でトップの数字となっている。

2位ドイツの8.0床と比べても突出している。病院の数もOECD加盟国中で最も多く、8400ほど存在する。2位のアメリカを3000ほど上回っており、国土の広さを考慮するとかなりの密度で網羅されていることがわかる。

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 7) パスポートの便利さ

ビザなしで行ける国と地域の数をランキングした「ヘンリーパスポート指数」で、日本は上位常連となっている。2021年現在も、昨年に引き続き首位を堅持している。

日本のパスポートを持っていれば、別途ビザの取得なしに193の国と地域を訪れることができる。なお、現在は世界各国でパンデミックに伴う渡航制限が行われているが、本ランキングはこれを考慮せず純粋なパスポートの効力を比較したものである。

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 8) 駅の利用者数

東京の都心には隈なく鉄道網が張り巡らされ、世界でも有数のネットワークを形成している。なかでも利用者数の面で世界一となっているのが新宿駅である。1日平均359万人が利用する駅として、2018年にギネス記録に認定された。

新宿駅には計6社が乗り入れており、昼夜問わず多くの人々の生活を支えている。新南改札には立体バスターミナル「バスタ新宿」も直結しているので、都内と地方を結ぶ交通の要衝となっている。

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 9) 世界最長の歴史を持つ王室

日本の皇室は、世界最古の王朝としてギネスブックに記録されている。その歴史は6世紀(神武天皇が実在すれば紀元前660年)から続いており、一つの国名を一貫して維持してきた王朝としてはほかに類を見ない長さを誇る。

天皇は英語圏でいう「エンペラー(皇帝)」にあたるが、今日世界でエンペラーが存在するのは日本のみだ。ほかの世界主要国にも皇帝が存在した時期はあったが、ほかに現存するものはない。

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 10) ヨーロッパで最も喜ばれる旅行者

日本人のマナーの良さには定評があり、ヨーロッパの国々で最も歓迎される旅行者となっている。旅行サイトのエクスペディアが欧州のホテル1万5000軒以上を対象にアンケートを行ったところ、最も歓迎したい旅行者の国の1位に日本が選ばれた。

部屋を汚さないのはもちろんのこと、マナーの良さや礼儀正しさが好評を得ているという。もちろん個人によっても差があるため一概に言えない部分はあるものの、ホテルに到着する前から好印象を持たれているかもしれない。

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2 海外記者が来日して驚いたこと

ここ数年、海外からの旅行者を目にする機会が随分と増えている。文化が大きく違う欧米から訪れた彼らの目に、日本の街はどのように映っているのだろうか。CNNやワシントン・ポスト紙などの海外記者を驚かせた。私ノ感想ヲ付記シタ。

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 1) 伝統の風景に心奪われる

日本ならではの歴史を感じる風景は、多くの訪日観光客を魅了する。大都会の真っ只中でも、寺社や日本庭園など和の情景を見出すことは難しくない。CNNは大仏で有名な鎌倉と古都・京都を挙げ、息をのむような場所だと紹介している。

とくに京都は、柳の垂れる姿など何気ない景観もうっとりするような魅力があり、また村上春樹誕生の地や任天堂のお膝元として日本好きに親しまれているようだ。道産子ノ私ニトッテ、京都ハゴチャゴチャシテイテ、狭苦シイト感ジル。

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 2) まるで未来の都市

伝統の息遣いを感じる静かな環境と同時に、近未来的な都会の姿も日本を訪れる人々を驚かせている。京都駅から1時間ほど電車を乗り継げば、LEDの広告塔が埋め尽くす大阪・道頓堀にたどり着く。

私たち日本人には雑然として見える都会の一部も、ネオンと広告パネルがひしめく未来の街として人気だ。このほか、自販機の多さやタッチパネルで注文できる回転寿司など、便利で効率的なマシンの多さが旅行者たちをうならせている。回転寿司ハ素晴シイネ。

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 3) 果てしなく広がる都会

ヨーロッパの大都市は、地理的な規模でいうとそれほど大きくないものも多い。それだけに、地平線までビルが広がる東京の光景は特別に感じられるようだ。地下鉄に30~40分ほど揺られてから駅を出てもまだ東京都内だった、と驚く声も聞かれる。

反面、都内のお目当ての観光スポットまでの移動に予想外に時間を取られたといった思わぬ失敗もあるようだ。観光旅行に出かけていた時にそんな記憶もある。見慣レタセイカ、モウ少シ工夫ガホシイト感ジル。

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 4) 新幹線で快適な移動

そんな時間ロスも、大都市間の移動となれば心配無用だ。速さと正確な発車時間で有名な新幹線は、快適な移動手段として定評がある。ワシントン・ポスト紙は、新幹線が予定より25秒早く出発して謝罪したニュースを驚きをもって伝えている。

なお、訪日旅行者であれば、1週間約3万円で新幹線などが乗り放題になる特別なきっぷを利用できる。旅行者の方がかえって新幹線を身近に感じているのかもしれない。私ニハ早スギテ、情緒ガ感ジラレナイ。

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 5) 食品サンプルにびっくり

あちこちを観光すれば、小腹がすくもの。ふらりと立ち寄った食事処にも、海外客を驚かせるサプライズがある。食品サンプルもその一つで、原宿のクレープ屋にずらりと並ぶフェイクの食品を見て目を丸くした、とワシントン・ポスト紙の記者は振り返っている。

ほかラーメン店など多くのレストランで見られるが、日本食を知らない人にもとてもわかりやすい、と好評のようだ。モウ少シ、本物ニ近クニナラナイカ~ナ。

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 6) 和牛は最高の食事

もう少し食事に予算をかけたいというグルメな人々は和牛にトライし、なかでも人気なのが神戸牛だ。5000円ほどのメニューを楽しんだというとある海外記者は、生涯最高のディナーの一つだと認めなくてはならないと述べ、感激した様子だ。

ワシントン・ポスト紙の記者も、京都で鉄板焼きを楽しむことに決め、A5ランクの味を堪能したようだ。ダガ、豚肉派ニトッテ、アノ甘ッタルイ牛肉ノ人気ガワカラナイ。

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 7) 高級フルーツ

高級な食事と並んで、高級なデザートも旅行者たちを驚かせている。趣向を凝らしたフードが並ぶデパ地下は日本ならではの光景だが、ワシントン・ポスト紙の記者はそこで15粒4000円以上のイチゴを見つけている。

あまりの美しさに惹かれて購入したところ、まるでスイーツのような甘さを堪能できたようだ。私ハ値段ヲ見タダケデ、通リ過ギルダロウナ~。

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 8) ありとあらゆる動物カフェ

趣向を凝らした動物カフェも人気だ。猫カフェはもちろんのこと、豆柴カフェやフクロウカフェ、果てはヤギカフェなど、ありとあらゆる動物を主役にしたカフェで癒しのひとときを過ごすことができる。

東京にはハリネズミカフェもあり、10分間の短いふれあいを楽しむことができる。飼育スル場合ハ、命ガ尽キルマデノ覚悟ヲ決メテホシイモノダ。

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 9) 旅館で極上のひととき

一日中観光してクタクタになった後は、おもてなしという最大のサプライズが旅館で待っている。京都の小路にある旅館に泊まったというワシントン・ポスト紙の記者にとって、旅館での体験は驚きの連続だったようだ。

手の込んだコース料理を着物姿の仲居さんに振る舞われ、続いては熟練の整体師によるマッサージ、そして布団での宿泊体験と、隅々まで配慮の行き届いた夕べを夫婦で楽しんだという。マッタクソノ通リ。

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 10) ハイレベルなサービスがあちこちに

旅館でのもてなしの例を引くまでもなく、街中のふつうの店舗でもサービスの質が良いことが日本の強みだ。高級店のみならず街角のコンビニなどでも、高いプロ意識を感じるという声はよく聞かれる。

オーナーからアルバイトまで、みな自分の職業に責任とプライドを持って働いていると見られているようだ。コレハ素晴シイコトト思ウ。

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 11) チップは要りません

欧米のレストランで良いサービスを受ければ、相応のチップを払うことが多い。しかし日本のサービスはチップを期待したものではなく、このこともカルチャーの違いとして新鮮に受け止められている

感謝の気持ちであるチップを固辞されると、習慣の違いに戸惑いを覚えるケースすらあるようだ。ある旅行誌は日本へ発つ旅行者向けに、代わりにていねいにありがとうの気持ちを伝えるようアドバイスしている。ソウダ!ソウダ!。

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 12) キャッシュレスはこれから

嬉しいサプライズが続くが、支払いの段になるとほぼ現金払いに限られる点は、ややがっかりさせるポイントだ。欧米ほどカード払いが浸透しておらず、受けつけていたとしても海外発行のカードは承認されないケースが少なくない。

ペイ系サービスの浸透に伴い、カード払いもこれから普及するだろうか。ソウ思ウガ、楽天カードヲ申シ込モウトシテ、サギサイトへ誘導サレタコトガアルノデ、ジイチャンハ怖クテ使エナイ。

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 13) 親切な人々

店のスタッフに限らず、道ゆく人も含め日本の人は親切だという印象が浸透しているようだ。日本では英語が通じにくいが、少なくとも多くの人が助けようと精一杯努力してくれる、という話がよく聞かれる。

駅で迷っていると見かねた人がやって来て、正しいプラットフォームまで連れて行ってくれた、という心温まるエピソードも珍しくない。道案内ハ時折シテイルガ、タシカニ感謝サレマスネ。

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 14) 夜でも安全

よく聞かれる話だが、やはり街を歩いていてまったく危険を感じないという点は、欧米の旅行者を喜ばせるポイントになっている。夜の繁華街を安心して観光できるという事実は、ハリウッド映画で描かれるヤクザの世界とはまた違った印象を与えているようだ。

ヤクザヨリモ、一般人ノホウガ大勢イルコトガワカンナイノカナ。

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 15) 道にゴミが落ちていない

安全性と並んで、街がきれいなことも海外の人々を驚かせている。日本には通りにゴミ箱がないという不満を海外旅行客からよく耳にするが、ゴミ箱がないのになぜこんなに街がきれいなのかと矛盾に感嘆する声も多い。

ちなみに清掃係を雇う海外の学校とは異なり、日本の学校では生徒自らが掃除をする。この原体験がゴミを捨てない意識を生み出しているのでは、との分析には一理ありそうだ。

メジャーリーガーノ大谷選手が、球場デ見カケタゴミヲ拾ッテズボンノポケットヘイレテテイタ。アノ姿ニハ感激シタヨ。

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 16) 大声で騒がない

都市部は私たちにとって騒々しく感じるが、アメリカなどの基準からすると随分と静かなようだ。電車の車内など、公共の場で大声で喋る人が少ないため、静かな都市という印象を与えている。

携帯をマナーモードにするような指示にも、出身国によっては新鮮な印象を受けるようだ。大声デ怒鳴ルヨウニ話シテイル、アジアノ人々ハ迷惑ダヨネ。

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 17) 靴を脱ごう

建物に入る前に靴を脱ぐのは、日本では基本中の基本だ。日本の習慣の代表例の一つとして知られているものの、現代では行われていない古い行いだという誤解もあるようだ。

ワシントン・ポスト紙の記者は、靴を脱いで下さいという旅館での指示を理解する際、少し時間がかかったと振り返る。習慣ノ違イガ、ソウサセルノダロウネ。

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 18) 遅刻厳禁

日本社会といえば、時間に正確というイメージも根強い。分単位で正確な電車の運行で知られるほか、日本人との待ち合わせに5分程度遅れることさえ失礼にあたる、とさまざまな欧米誌がアドバイスしている。

実際はそこまで気にしない人も多いだろうが、一つのイメージとして定着しているようだ。ジイチャンガ若イコロハ、時間ヲ守ルノガ当アリ前ダッタガ。

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 19) ルールをきっちり守る

時間厳守とも関連するが、日本を訪れた人々はルールをきっちり守る社会だということに驚くという。公共の場に注意書きがあれば間違いなく人々は従うため、旅行者であっても同じルールを尊重するよう呼びかけるアドバイスも多い。

ルール厳守の精神こそ日本の安全性の屋台骨だ、という評価も聞かれる。確カニ、先ノ大戦デ連合軍ハイッサイ交戦法規ヲ守ラズ、守ッタ日本ガ軍事裁判ニカケラレタ。連合軍ハ無法者ダッタ。

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 20) フォーマルな服装で

時間感覚だけでなく、きっちりとしているのは服装も同じだ。スーツ姿のサラリーマンに代表されるように、日本の人々は身だしなみに気を遣うという意見が散見される。

異論もあるだろうが、夜間コンビニに出かけるときでさえそれなりにきちんとした服装で外出する、と紹介するメディアもあるほどだ。若イコロ、寝巻姿デワンカップヲ買イニ行ッテヒンシュクヲ買ッタコトガアッタッケ。

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 21) 目を奪われるほどスタイリッシュ

画一的なスーツだけでなく、ユニークなファッションも注目されている。クリエイティブで個性的な若い服装から、京都の通りをゆく着物姿の女性まで、新旧のスタイルが一つの国に混在している。

これまで見たことがないほどスタイリッシュ、とCNNは表現している。ゴチャゴチャシテイル、トイウコトデナイノカナ。

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 22) まるで別世界のファッション

ファッションといえば、アニメチックなスタイルも海外から訪れた人に強い印象を残しているようだ。コスプレに加え、個性的な原宿系ファッションが、まるでアニメのようにかわいいと旅行客の目を引いている。

架空のキャラクターのような格好の人々を、道行く人がとくに気にも留めていないのも日本ならでは。相手ニシナイホウガ良イ、トイウノガ正シイ表現デハナイノカナ。

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 23) カラオケが大人気

「空っぽのオーケストラ」を語源とするカラオケは、いまやそのまま英語として通用する。しかしアフターワークの過ごし方としては日本ほど浸透しておらず、誰もがカラオケ好きな日本に圧倒されるようだ。

シャイな印象が強い日本人だが、ひとたびマイクを握れば誰もが殻を脱ぎ捨てて熱唱する。このギャップも意外に見えるのかもしれない。普段静カナ私モ、マイクヲ握ルト変身スルモンナ~。

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 24) コンビニが便利すぎる

ホットスナックから夕食のおかずまで、街のコンビニにはいつも新鮮なフードが揃う。こうした日本のコンビニは、それほど「コンビニエント」ではない欧米の店舗に慣れた旅行客たちを驚かせている。

都市部では数ブロックごとにあり、ほとんど探さなくて良いのも便利だ。セブン-イレブンの店舗は、全世界の3分の1弱が日本に集中している。その数は2万1000店以上と、発祥国であるアメリカの2倍以上だ。ワタシハ、スーパーマッケト派ダガ。

V

 25) 独自の進化を続けるトイレ

旅の小休止に立ち寄ったトイレでさえ、観光客たちに休む隙を与えない。自動でオープンするフタ、タンク上の手を洗う場所、マッサージモードつきのおしり洗浄など、初めて目にする人々を機能の数で圧倒する。

日本のトイレは多機能という噂は海を越えて伝わっているが、それでもたかがトイレだと油断して日本を訪れ、そして目を丸くするというパターンが多いようだ。日本のトイレはいつも清潔なだけでなく、驚くべき現代技術の結晶だとCNNは紹介している。

本当ニ、驚キ、桃ノ木、山椒ノ木ダネ。

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参考文献:国際的な視点・価値観・知性を届けるメディア「NewSphere」参照。