3.ゆきだるマン
ゆきだるマンは、札幌市建設局雪対策室の公式キャラクターです。札幌市民に雪対策の内容や雪との親しみ方を伝えるために、平成21年に誕生しました。これまで、いろいろな地域イベントや小学校で広報活動をしてきており、今後ももっともっと活躍したいと思っています。札幌への愛も強いが雪対策への関心も強い。こう見えて二児のパパだそうです。
ゆきだるマンは一家のパパです。なぜか雪だるまで、しかもなぜか正義の味方。空は飛べず体力もなく、短気だが人の意見をきちんと聞く大きな二つの耳と、受け入れる大きな心を持つそうです。
ママは美人で優しく温厚で少し天然です。姉のこゆきは、中学生で優しく頑張り屋さんの受験生。弟のゆきおは小学生で、元気で雪が大好きです。ゆきじいは、いつの間にか現れる謎の老人で除雪事情にとっても詳しい。ゆきじいのペットで、猫なのに雪が大好きのなミケ、という構成になっています。
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4.様々な雪対策
1) 雪かき指数
翌朝の雪かきの必要度を地域ごとに予測し、お知らせする「札幌市雪かき指数」をホームページで紹介しています。
2) 除雪出動情報
テレビのデーター放送で、除雪車の出動情報「札幌市除雪情報」を確認できます。
3) 凍結防止剤の散布
凍結防止剤は塩化ナトリウムなどにコンクリートや金属の腐食を抑える錆止めを混ぜたもので、アイスバーンなどの発生を防ぐのに役立っています。散布は毎日パトロールを行い、除雪の跡や路面が凍りそうなときなどに行っています。
4) 滑り止め剤の散布
滑り止め材は細かな砕石でできていて、生活道路の中でも比較的交通量の多い坂道などに散布しています。また、市民が自由に散布できるように、市内各地に滑り止め材の入った「砂箱」を設けています。
5) ザクザク路面の対応
車の往来や気温の変化で、溶けたり凍ったりを繰り返すうちに凹凸やわだちが発生することがあります。こうしたときは凹凸などを削り、道路わきに寄せる「路面整正」という作業を行っています。道路の状態をパトロールして特に作業の必要な道路から順番に行っていきます。
6) 除雪パートナーシップ制度
地域と札幌市の双方が費用を負担し、除雪事業者を含めた三者が協力しながら生活道路の排雪を行う制度です。
7) 市民助成トラック制度
雪を運ぶトラックを地域に無償で貸し出す制度です。
8) 公園の利用
道路への飛び出しや、遊具・樹木の損傷などの恐れがあるため、原則、公園へ雪を運ぶことは禁止されています。公園を雪置き場として利用するには、町内会と札幌市が利用するときのルールを定めた「覚書」を交わす必要があります。
公園を雪置き場に利用する場合のルールや注意点は次のようになります。雪を公園へ入れるためのスロープは道路と直線的に結ばず勾配を緩くする。他に、パトロールを行う、遊具・樹木の周りに雪を置かない、機械での雪入れはしない、春の清掃を行うなどです。
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5.除雪作業の妨害
1) 路上駐車の車両
路上駐車は除雪車が通れなくなり作業の妨げになります。通れる場合でも、車を避けて作業をするため、反対側に雪が多く寄せられ、均等に除雪できなくなります。細かい計画を立てて除雪するために出動しても、路上駐車があると計画が大きく狂います。
2) マイカー通勤の自粛
冬道は路面状況がデコボコやツルツルになったり、道幅が狭くなり車が混雑しやすくなります。冬期間はできるだけマイカーを控え、公共交通機関を利用しましょう。
3) ゴミ出し時間の厳守
除雪が終わる前にゴミを出すと、除雪車によってゴミの巻き込みや散乱を招きます。また、排雪作業時にゴミがあると、ゴミの混じった雪が運搬されて河川などを汚す原因になります。
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